Size 120mm 1 oz over class
アユース製 ウレタン・フィニッシュ
琵琶湖を始めとする日本各地のフィールドにおいて、
津波ルアーズ元木が最も使う頻度の高いプラグが何を隠そうSlapphappyシリーズで、
中でもこのBeaverの出番はShad Jと並んで双璧と言っていいでしょう。
とにかくそれほど信頼を置いているということ。
Slapphappyシリーズはリップが可動してリズムを刻むユニークなライブリーで、
この「動くリップ」の実現にあたっては随分と苦労をさせられたし、
さらにこれをジョイントにするにあたっては、これまたかなりの試行錯誤を要しました。
その甲斐あってこのSlapphappy Beaverは「釣る」ということにおいては
非常に優秀なプラグに仕上がったと自負しています。
3度目のリリースとなる今回は、1stのシェイプと前後のボディ比を踏襲し、
若干の改良を加えています。2ndは2ndで改良を施したつもりだったものの、
実際に使い込むうちどういうわけか1stの方に部があるような気がしたからで、
これはまことに感覚的なものであるとしか言いようがありません。
ただ、仲間や一部のユーザーには同じような意見も多々あり、
ミステリアスには違いないけれども、
全く根拠がないわけでもないと付け加えておきましょう。
プラグがアクションする頃合いを見定めてゆっくりステディー・リトリーブすること、
それが唯一の操作のこつ。この「ゆっくりステディー・リトリーブ」が出来ない人、
あるいは苦手な人が案外いるのだけれど、
このプラグはただそうするだけで不思議なくらい良く釣れるから、
やってみて損はしないはず。